ソウル・竜山基地跡地に「韓国版六本木ヒルズ」建設へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.19 10:59
ソウル・竜山(ヨンサン)の在韓米軍基地移転跡地に50~60階建ての高層ビル団地が建設される。現代(ヒョンデ)自動車グループが買収したソウル・三成洞(サムソンドン)の韓国電力敷地開発事業も来年に早期着工される。また、外国人カジノを備えた大型複合リゾート2カ所も追加で造成される。韓国政府は18日、こうした内容を盛り込んだ「観光インフラと企業革新投資中心の投資活性化対策」を発表した。朴槿恵(パク・クネ)政権が出した7番目の投資活性化案だ。企画財政部の鄭恩甫(チョン・ウンボ)次官補は、「今回の対策で25兆ウォン以上の投資効果が予想される」と話した。
竜山基地跡地は4月から基地東側の国連軍司令部跡地から順に開発する。ここには20階建てのオフィスビルが入る。基地西側のキャンプキム跡地は2017年までに立地規制最小区域に指定し容積率800%以上の高密度地区として開発する。50~60階建てのビル7~8棟を作るか、ビルの数を減らし超高層ビルを建設する。「韓国版六本木ヒルズ」を作るという構想だ。現代自動車グループが取得した三成洞の旧韓国電力本社跡地は来年に着工できるよう規制を最小化することにした。