ボビー・キムの機内での騒動をすぐ前の席で見ていた乗客が全てを打ち明けた。

３７歳で韓国と米国を行き来するビジネスマンだと明らかにしたＡさんは９日午前、韓国日刊スポーツとの通話で、「１２時間にわたり機内で起きたことを記憶している。当時はボビー・キムだとはわからなかった。ボビー・キムに似ているとは思ったが同一人物だとはわからなかった。メディアの報道を見て知った」と話した。

Ａさんはボビー・キム側関係者でもなく大韓航空側関係者でもない第三者。この日のことを最も客観的に見ていた人だ。出張で眠れない状況で起きた事件に寝ることもできず１２時間にわたり起きたことを見ていた。

Ａさんは通話前、韓国時間８日午前にこうした事件があったとことをフェイスブックに書き込み、９日午前に大韓航空のホームページに正式に苦情を入れた。この時もボビー・キムが騒動の主人公とは知らなかったという。

Ａさんは、「機内で大声で叫んでののしり女性乗務員にセクハラになりかねない言葉を吐いたのはボビー・キムの明らかな過ちだ。しかし機内で起きた事件のすべてを見ると大韓航空側の対応も正しくはなかった。明らかに多くの問題があった」と話した。