俳優キアヌ・リーブス「恋人と死別し苦痛を克服した男…まさに私」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.09 11:11
一時期、ひげを伸ばし放題にして街を徘徊する「ホームレス俳優」と呼ばれた。俳優としてもう下り坂だという冷酷な評価も付いて回った。映画『スピード』(1994、ヤン・デ・ボン監督)と『マトリックス』シリーズ(1999~2003、ラリー&アンディ・ウォシャウスキー監督)でヒーローとして活躍した俳優キアヌ・リーブス(51)のことだ。ハリウッドの主演俳優として一時大きな存在感をアピールしていた彼が、新作『ジョン・ウィック』(原題、21日公開、デヴィッド・リーチ、チャド・スタエルスキー監督)の広報のために来韓した。2008年『フェイクシティ ある男のルール』(デヴィッド・エアー監督)以降、2回目の訪韓となる。8日、JWマリオット・ホテル・ソウルで開かれた記者会見場に予定時刻より遅れて到着した彼は、韓国語で「ミアナムニダ(すみません)」という挨拶で話し始めた。
『ジョン・ウィック』は、妻の最後の贈り物だった子犬を無慈悲な一党によって殺された後、復しゅうを誓った一人の男の物語だ。男にとってこの子犬は妻を追憶する唯一の存在だった。