「中国ボーナス」消える…LCD現地工場設立で韓国の輸出8%減(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.09 10:33
液晶表示装置(LCD)は韓国の代表的な対中国輸出品だ。中国輸出全体の約11.3%を占める。そのLCD輸出が2014年1-11月、前年比で約7.6%も減少した。何が問題なのか。
昨年12月1日に訪問した中国広州技術開発区のLGディスプレー工場。約12万平方メートル(約3万7000坪)の広い敷地に整頓された内部は、ここが最先端工場であることを感じさせる。LGは昨年7月、ここで最新モデルである第8.5世代LCDパネルの量産を始めた。55インチ・49インチ・42インチなど超高画質(UHD)とフルHDテレビ用LCDパネルを生産する。月間生産量は6万枚。2016年末までに最大12万枚に増やす計画だ。工場の増設も検討している。チェ・ジェイクLGディスプレー常務は「供給先が近くなり、生産と流通に速かに対処できる。物流コストも減った」と述べた。中国の物量はほとんど中国で調達するというのがチェ常務の説明だ。