【社説】朴大統領の記者会見、「不通議論」払拭する契機にすべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.08 15:26
朴槿恵(パク・クネ)大統領が12日午前に新年の記者会見を行う。執権3年目を迎えて経済革新や南北関係など国政の運営方向に関する朴大統領の構想が公開されるものと思われる。
朴大統領が記者たちとの問答式の会見を行うのは、昨年1月に続き今回が2回目だ。就任後、朴大統領は人事トラブルが起きてセウォル号惨事のような大きなことが起こった時も記者会見をしなかった。談話文の発表に変えたり、閣僚会議や青瓦台(チョンワデ、大統領府)首席秘書官会議の発言を通じてメッセージを投げかけたりする方式を好んだ。国民が心配していることを聞いて答える双方向性の疎通ではなく、大統領の立場を一方的に指示・伝達する方式は不通の是非を増幅させた。効果も半減した。