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【時視各角】ロッテワールドモールが生きる道(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.08 14:48
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良く知られているように、蚕室(チャムシル)第2ロッテワールドは辛格浩(シン・ギョクホ)総括会長の夢だ。今年93歳を迎えた彼は、口癖のように「ソウルに高さ世界最高の第2ロッテワールドを建てるのが余生の夢」と語ってきた。その夢が完成直前だ。予定どおりなら来年末に123階建て高さ555メートルのロッテワールドタワーが立つ。1987年にロッテが土地を買い入れてから29年になる。たとえ時間が流れて世界最高の高さは実現しなくても、完工する日の老会長の感激は格別なものだろう。その日に1000万人市民の拍手までもらえるならば、辛会長のドリームワールドも「本当の完工」となるだろう。

ところが今見てみると、辛会長の夢が半分しか実現していないようで残念だ。この2カ月余りの間に相次いだ12件の事故のためだ。ロッテは大したことではないのに大きくなったと抗弁する。ロッテ側の言うように事故には大したことではないものもある。だが、その12件の事故が大したことではないというロッテの認識は「本当に大したもの」だ。水族館の水が漏れて劇場の床が揺れるのは看過もできる。人命事故にはならない。先月、8階の工事現場から作業員が墜落した時も、130キロの出入り口のドアが崩れて顧客を襲った時も、ロッテ側は救急車を呼ばなかった。「心の余裕がなかった」という説明は弁解にしか聞こえない。むしろ「ロッテ側が事故を外部に知らせないよう教育したという証言がある」という、ある野党国会議員の言葉がよりもっともらしく聞こえる。これまでロッテが隠して矮小化し、弁解ばかり並べていたせいだ。人の記憶と噂は妙なもので、繰り返されれば大きくなって真実だと信じるようになる。その上、隠せば隠すほど暴きたくなる。

 
それでもロッテ内部では犠牲の羊探しだけには余念がない。何人かの役員は「広報チームのミスだ。こうした大きな工事で、そのぐらいの問題が生じなければそのほうが変だ。それをメディアが針小棒大化するのに広報チームが対応をまともにできないでいる」と口をそろえる。内外でこのように広報チームだけを満身瘡痍にしておけば済むことなのか。

百回譲って広報チームの問題としよう。広報チームはなぜそうしたのだろうか。「辛会長の念願を、私たちが必ず実現して差し上げなければならない。累を及ぼすことは絶対にいけない」という集団意識が過度な緊張を呼んだのでないか。緊張した組織に、柔軟な頭を期待するのはナンセンスだ。迅速・透明・疎通は消えてしまい、隠蔽・縮小・歪曲だけが残るのは当然だ。だから事実を言うならばロッテワールドモールの相次ぐ事故の背後にも、役職員の誰も直言できなかった大韓航空の「ナッツリターン」にも、自分の任期中の完工に固執する李明博(イ・ミョンバク)元大統領の4大河川のように「総帥リスク」が隠れているのだ。


【時視各角】ロッテワールドモールが生きる道(2)

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