「大韓航空、『ナッツリターン』損失は250億ウォン」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.08 10:49
大韓航空がいわゆる「ナッツリターン」事件にともなう国土交通部の運行停止処分だけで今年の売り上げは250億ウォン(約27億円)の減少が予測されると明らかにした。6日、金融監督院に提出した5000億ウォン規模の有償増資証券の申告書を通じてだ。
大韓航空は有償増資の申告書で「先月5日に飛行機が米国ニューヨークのJFK国際空港で回航した事件により、航空法上の運行停止処分が出る恐れがある」として「関連規定上21日間の運行停止処分が出れば、売り上げ250億ウォン、利益10億~20億ウォンの減少が予想される」と明らかにした。さらに「運行停止日数が50%範囲で増減の可能性があり、最大30日間の運行停止の可能性もある」として有償増資に参加する投資家は実績悪化の幅が大きくなる恐れがあるという点を勘案して投資してほしいと要請した。