韓国が管楽器の不毛の地?今は外国に招かれて(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.07 09:18
多くのホルン演奏者が天国に行くという。生前にたくさん祈祷するからだ。「演奏する時に仕損じませんように」と。知人・聴衆の祈祷も誘発する。「間違った音は聴こえないようにして下さい」と。
いわゆるホルン・ジョークだ。それだけ演奏しにくい楽器として知られていた。ここで「ホルン」は、いくつかの楽器に変えてみることができる。トランペット・トロンボーン・チューバなどオーケストラの最も後列に布陣している大きくて重い楽器だ。このような管楽器は、少しでも間違って吹くと音程が外れたり音色が変わったりする。また楽器が大きいほどミスが耳によくつく。演奏者は体格・体力も良くなければいけない。
韓国内のオーケストラの管楽器列には外国人の傭兵が多い。ソウル市立交響楽団の場合、ホルン・トランペット・チューバ団員の計12人中7人が外国人だ。弦楽器パートは違う。楽長を含め第1・2ヴァイオリン奏者37人のうち外国人は3人だ。それで「韓国の演奏者がみな上手でも管楽器はうまくできない」という話が出る。ピアノ・ヴァイオリン・声楽の演奏者が海外に出て行って「Kクラシック」という言葉を作っている間に、管楽器奏者は比較的静かだった。