「河野・村山談話は重要な役割」…米国が継承の必要性に言及
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.07 08:18
米国務省が5日(現地時間)、安倍晋三首相が予告した戦後70年の談話をめぐり、村山談話と河野談話を継承するべきだという立場を迂回的に明らかにした。安倍首相が前日の年頭記者会見で「先の大戦への反省、戦後の平和国家としての歩み。世界のためにさらにどのような貢献を果たしていくのか、新たな談話に書き込んでいく考え」と述べたことに対してだ。
サキ国務部報道官はこの日の定例記者会見で、「安倍首相が戦後70年の談話として、日本の行為を反省する談話を出す予定だが、これに対する立場はあるのか」という質問に対し、「過去の村山元首相と河野元官房長官による謝罪は、隣国との関係を改善する日本の努力において重要な区切りとなった」と述べた。また「我々はすでに安倍首相の言及をチェックした」とし「何度も話しているように、我々は日本が対話を通じて友好的な方法で、歴史をめぐる問題を隣国と解決することを促したい」と話した。