「南北関係、朝米関係、6カ国協議を率いる動力はソウルにある」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.05 11:01
文正仁(ムン・ジョンイン)延世大政治外交学科教授(64)は4日、「過去の慣性から抜け出し、想像力と胆力を持った外交政策を進める必要がある」と述べた。第3回南北首脳会談をはじめ、南北関係を改善するゴールデンタイムを逃してはいけないということだ。特に「南北関係は朝米関係とともに進むものだ。南北関係の改善、朝米関係の改善、6カ国協議再開を通じた非核化が三頭馬車だが、これを動かす動力はソウルにある」と強調した。
文教授は第1、2回南北首脳会談ともに特別随行員として参加した。財界人(具本茂LG会長、尹鍾龍元サムスン電子副会長)を除けば唯一だ。文教授は「朴槿恵(パク・クネ)政権は米国・中国首脳と良い関係を結ぶなど、今まで外交資本(diplomatic capital)を蓄積しておきながらも活用していない」とし「今回のゴールデンタイムを逃さないためには今まで積み上げてきた外交資産を韓半島(朝鮮半島)の平和と安定のために活用するべきだ」と繰り返し強調した。