【時論】韓国はTPP創立会員国にならなければならない(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.05 09:06
韓国は環太平洋経済連携協定(TPP)の会員国になるという意志を12カ国のTPP締結交渉国に表明した。交渉進行状況を見れば今年締結される可能性が大きい。韓国は創立会員国になろうと試みるのかをいま決めなければならない。いくつかの切実な理由がある。
貿易・投資協定であるTPPが提示する目標はほぼすべての関税の撤廃と署名国間の商業的なつながりを簡素化するものだ。オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、日本、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、米国、ベトナムのTPP交渉国は現在世界の国内総生産(GDP)の3分の1以上を占める。米国の立場から見ればTPPはオバマ大統領が推進する最も重要な貿易イニシアチブだ。また、アジアとのつながりを強固にして深めるという米政府の目標を反映する。