北朝鮮「ロシアと終戦70年記念式共同開催を検討」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.02 17:12
北朝鮮が2015年の新年を迎え、伝統的な友邦である中国・ロシアとの関係改善に積極的だ。ロシアとは第2次世界大戦終戦70周年記念日(5月9日)を控え、勝戦記念式の共同開催案を推進している。
ロシアのタス通信は昨年12月30日(現地時間)、北朝鮮外務省のチョン・ドンハク公報局長のインタビュー記事で、チョン局長の発言を引用し、「北朝鮮とロシアが第2次世界大戦終戦70周年記念行事を共同で開催することを検討している」と伝えた。
12月19日、ロシア大統領報道官ミトリー・ペスコフ氏は勝戦記念日行事に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記を招待したと明らかにした。それだけに共同行事を推進する場合、金第1書記が訪問する可能性が高い。ロシアは金第1書記のほか、朴槿恵大統領、オバマ米大統領、習近平中国国家主席ら50カ国以上の国家首脳を招請した。ただ、統一部など関係部処では、金正恩の代わりに憲法上の北朝鮮の首班である金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議委員長が訪問する可能性もあるとみている。