小判を受け取る“不思議な韓国伝統市場”に外国人観光客集まる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.02 15:03
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昨年12月31日、仁川の新基市場に訪れた外国人観光客が新起通宝を使ってマンドゥ(餃子)を購入している。
昨年12月31日午後4時、仁川市南区朱安洞(インチョンシ・ナムグ・チュアンドン)の伝統市場、新基(シンギ)市場。たった今到着したばかりの観光バスから降り立った20人余りの外国人観光客が商店が集まる建物の中に入っていった。体験館で韓服を着て写真を撮り上機嫌になった彼らは、続けて本格的な市場探索に乗り出した。
ドイツから来たマティアさん(45)は市場の入り口にあるマンドゥ(餃子)店の前に立ち止まった。「マンドゥは生まれて初めて見るが、韓国料理のなかで一番好きなプルコギの香りがするのでちょうど食べたいと思っていたところ。ところで思った以上においしいですね」。興味深いといった表情でマンドゥを味わうマティアさんは親指を立てて見せた。
仁川新基市場に外国人観光客が詰めかけている。市場の入り口には外国人観光客専用バスの行列が絶えない。週末なら2万人を越える国内外の外国人が集まって人だかりをつくる。韓国人だけが行き来する他の伝統市場とは全く違う。