中国人が自衛隊・米軍基地付近の土地購入、日本では国家安保問題に(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.12.29 16:01
シンガポール発、英国行き。現在、世界の不動産投資用外貨の移動“路線”のうち総額が最も多い区間だ。シンガポール人が2010年以降、英国の不動産に投資した金額は13億ドル(約1兆4200億ウォン)。しかし今後2年以内に「シンガポール-英国」路線に代わって「中国-米国」路線が最多になるという予想が出ている。今年初め香港で開かれた不動産投資カンファレンス(PERE:ASIA 2014)で出た結論だ。
カンファレンスに集まった投資家の70%が、2016年には中国の米国不動産投資額がシンガポールの英国不動産投資金額を上回るとみている。英国のシンクタンク「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」も「中国海外投資指数報告書」を通じて、「中国人投資家が最も魅力的だと考える国に米国を選んだ」と伝えた。政治・社会的に安定しているうえ、中国人コミュニティーも整っているからだ。昨年、中国人が米国に直接投資した金額は不動産を含めて40億ドルにのぼる。中国はすでに世界不動産業界の“大手”となった。