交通事故死者数36年ぶりに5000人下回る=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.28 10:31
交通事故による死者の数が36年ぶりに5000人未満に減った。
警察庁は27日、今年の交通事故死亡者数は24日までで4647人となり、前年同期より328人(6.6%)減ったと明らかにした。今年は24日までで22万756件の交通事故が発生した。このうち4647人が死亡し33万378名が負傷した。警察庁はこうした傾向が維持されれば今年の交通事故死亡者数は4800人前後になるとの見方を示した。これは1977年に記録した4097人以降で最も少ない記録になる。
警察庁の発表によると、信号違反、無理な交差点進入、割り込みの取り締まりは123万3300件余りで、昨年の74万3300件余りから65.9%増えた。ビデオカメラによる取り締まりを拡大するなど持続的な取り締まりを行った結果だ。貨物車の過剰積載は昨年より15.7%、乗合車の取り締まりは5.1%増えた。ブラックボックスやスマートフォンなどを利用した公益通報件数も昨年の11万4726件から今年は40万7150件に増えた。特に飲酒運転やスピード違反に対する処罰を強化し、区間取り締まりカメラを拡大設置する一方、子どもや高齢者などの保護区域施設改善、通学バスの申告義務化に向けた道路交通法改正など法制度改善も並行した。