「幹細胞治療剤の商用化、韓国に追いつこう」…日本の反撃・中国の追撃(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.22 10:58
日本と中国が韓国に遅れをとる幹細胞治療剤商用化分野で大々的な反撃に出ている。日本は2年ほどの準備期間を経て関連法まで改正し、幹細胞治療剤の開発を督励している。幹細胞研究に対する規制がほとんどない中国は政府主導型の研究開発(R&D)投資を増やしている。
◆韓国追撃を始めた日本
日本は山中伸弥京都大教授が2012年、「iPS細胞(人工多能性幹細胞)」でノーベル賞を受賞した後、幹細胞治療剤の開発に目を向けた。日本は幹細胞技術力では米国に次ぐレベルだが、治療剤の商用化に必要な臨床開発は米国(136件)、韓国(40件)はもちろん、中国(17件)にも大きく遅れをとる1件(昨年3月基準)にすぎない。