「ナッツリターン」事態、企業らはイメージ管理に苦心 (1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.18 15:57
「危機の時はすべてを捨てて速かに降り、一から再び始めなければいけない。大韓航空はここで失敗した」。
17日、ソウルのサムスン電子瑞草(ソチョ)社屋で開かれた「サムスン水曜社長団会議」で講演したユン・ホイル韓国海洋科学技術院極地気候変化研究部長(博士)は、「ナッツリターン」事態が招いた大韓航空の評判悪化についてこのように分析した。「趙顕娥(チョ・ヒョンア)前大韓航空副社長が腕章5つのうち2つしか外さなかったことで自ら危機を招いた」ということだ。事件対応での最初の判断錯誤が世論の悪化を招き、企業イメージが失墜し、企業全体の危機につながったというが、彼の診断だ。