キムチでアトピー治療?「大変だが現在進行形」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.17 16:51
「『偉大な食品であるキムチの効能を、韓国人が研究してしっかりと明らかにしておかなければ、ご先祖に申し訳ない行為だ』という大学の恩師〔ハン・ホンウィ仁荷(インハ)大学生命科学科教授〕の言葉を胸にいつも刻みながら研究していた」。
最近「CJ第一製糖今年のアワード」を受賞した同社の食品研究所醗酵食品センターのキム・ポンジュン博士(41)は「韓国のメチニコフ」(乳酸菌の効能を明らかにしたロシア学者)を夢見る。
彼がキムチと初めて縁を結んだのは98年に大学院(仁荷大)でキムチ乳酸菌を専攻してからだ。その後16年間、彼はキムチ乳酸菌を探すのに没頭した。2003年、CJ第一製糖に入社後にもキムチを手放さなかった。難病のアトピー性皮膚炎をキムチ乳酸菌で治療してみると会社代表を説得したのも2006年6月で、ようやく新入りから抜け出した頃だった。