ルーブル急落…プーチン、金利17%の引き上げ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.17 11:15
ロシアを「赤い月曜日」の衝撃が押し寄せた。15日にモスクワとロンドンの外国為替市場でルーブルが暴落したためだ。ドルに対し9.3%ほど急落した。この日ロシアのエネルギー企業と海外ヘッジファンドなどがルーブルを投げ売りした。そのため1ドルで64.24ルーブルを買えることになった。1998年にロシアが債務支払い猶予(モラトリアム)を宣言した時と似た風景だった。
モスクワの衝撃を「赤い月曜日」と描写したのは英フィナンシャルタイムズだ。通常西側メディアは株価や通貨が急落した曜日の前には死を象徴する「黒い」を付けた。それをロシアにはひねって適用した。過去の社会主義の色であり血を象徴する「赤い」を付けて危機の序幕を伝えた。
ロシアの衝撃は原油戦争の後遺症だった。先月27日にサウジアラビアは米国の石油会社に向け宣戦布告した。原油生産を減らさないことにした。低い原価で原油を採掘する側が勝者となる戦争が始まった。その後原油価格は25%急落した。原油価格の急落は西側の経済制裁と合わせロシアを締めつけた。結局15日に異変が起きた。