「東レのフィルム技術と価格競争力…中国企業の急浮上も恐くない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.17 08:34
「来年の経営環境は厳しいが今年より10%多くの利益を出す」
東レ尖端素材・東レケミカルの李泳官(イ・ヨングァン)会長は16日、2つの会社の来年度経営目標を提示した。韓国の化学業界で最長寿最高経営責任者(CEO)でもある彼は今年で15年にわたり東レの韓国事業を率いている。
李会長は、「今年は全般的に厳しい1年を送った。来年も経営環境はあまり良くないだろう」と話した。李会長は、「製造業者は3つのキーワードさえ守れば絶対に死なない」とし、価格競争力、品質、研究開発を生存戦略に挙げた。李会長は「中国と比較し東レ尖端素材と東レケミカルは繊維とフィルム事業の価格競争力面で絶対に負けない。中国の急浮上のような環境を恨むのではなく、われわれがすべきことを黙々とやることが必要だ」と話した。李会長は「他の人たちが作れない製品を作り、韓国にない新しい事業を展開して会社も育て韓国の経済発展にも寄与する」と話した。