「韓国、移民者増やしてこそ成長率支えられる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.15 17:54
「低出産高齢化」による潜在成長率急落を防ごうとするなら、外国人移民者を積極的に受け入れなければならないという主張が提起された。
韓国経済研究院(韓経研)は14日、「生産人口減少の波及効果を緩和するために、移民拡大政策を前向きに検討しなければならない」と主張した。韓経研は同日、報告書「移民拡大の必要性と経済的効果」を出し、潜在成長率1%ポイントを高め、生産可能人口数を2017年水準に維持するために必要な移民者数の推定結果を発表した。統計庁によると、韓国は2017年に生産可能人口が減少し始めて2040年にはこの数が全体人口の半分水準である56%まで落ちる。
韓経研は現在の流れが止まらない場合、韓国の潜在成長率は2020年代初期に3%以下に落ち始め、2050年代後半には1%未満になると見通した。潜在成長率を決める変数の1つである生産可能人口(15~64歳)が持続的に減るためだ。