韓銀総裁「3%台の成長、1~2%台の物価…デフレではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.12 09:38
「来年度の経済成長の展望3.9%をそのまま維持することは困難だ」。李柱烈(イ・ジュヨル)韓国銀行総裁が再び機首をひねった。わずか2カ月での路線調整だ。11日李総裁は年2%である基準金利を維持することにした金融通貨委員会(金通委)の結果を伝えながらこのように明らかにした。
韓銀は3カ月に1度の割合で経済展望分を修正する。李総裁の発言は10月に4%から3.9%に下げた来年の国内総生産(GDP)成長率の展望値を再び下方修正するという意味だ。来年の物価上昇率予想値も低くなる展望だ。李総裁は「オイル価格の平均導入単価が10%下がれば年間消費者物価上昇率を0.2ポイント低くするという模型分析の結果が出た。オイル価格が今年の下半期だけで30%以上下がったので今後、物価上昇率を相当幅で低くする要因として作用するだろう」と説明した。韓銀は来年1月に修正経済展望報告書を発表する。