<韓・ASEAN>朴大統領、インドネシア大統領に会い「FTA交渉、早期再開を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.12 08:48
韓国・東南アジア諸国連合(ASEAN)特別首脳会議が11日、釜山(プサン)BEXCOで開幕した。12日まで開かれる今回の会議は2009年に続き2回目で、朴槿恵(パク・クネ)政権が国内で初めて開催される多国間首脳会議だ。
この日朴大統領はミャンマー・インドネシア・ラオス・タイ・フィリピン・シンガポールの首脳と6回にわたるリレー首脳会談を行った。朴大統領はジョコ・ウィドド(通商ジョコウィ)インドネシア大統領との首脳会談では「自由貿易協定(FTA)交渉が早期再開できるように互いにウィンウィンできる知恵を集めよう」と提案した。ジョコウィ大統領は自身の娘がアイドルグループのSUPER JUNIORやEXOのファンだとして「ジャカルタでK-POP公演を2回も観覧した」と親近感を示した。朴大統領はジョコウィ大統領に「北朝鮮の人権問題に対してインドネシア側が持続的に関心を持つことを希望する」と要請した。
朴大統領はラオスのトーンシン・タムマヴォントン首相には「指導者の賢明な決断でラオスは1986年に新経済制度を導入して経済発展に成功したが、北朝鮮は(経済・核武力)並進路線を守って国際社会の孤立を自ら招いている。今回の会議で北朝鮮の挑発中断と非核化の義務履行を促す明確かつ一貫したメッセージが表明されるようにしてほしい」と話した。