外見に気をつかう男たち…お得意様に浮上した30・40代=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.10 18:02
会社員ソ・ジョンウさん(33)は毎日振動クレンザーを使って洗う。ブラシがついた機器を顔につければ細かい振動で角質が除去されるというからだ。機器の価格だけで20万ウォンを軽く超えたが夜勤で睡眠不足なので肌に投資した。彼は「スキン-エッセンス-ローション-クリーム-アイクリームの5段階で基礎化粧品をしっかり塗る」として「ズボンに合わせて2万~3万ウォン台の靴下を選び、1カ月に服代は30万ウォン程度使う」と話した。
女性よりさらに几帳面に外見に気をつかっているサラリーマンが化粧品・ファッション市場を導いている。今年4月、オランダの家電メーカーフィリップスは、世界で初めて韓国で男性用の振動クレンザー「visapure men」を出した。フィリップスコリアのある役員は「女性用の振動クレンザーもまだ普遍化していないのに男性用がうまくいくのかという不安もあったが、市場の反応に驚いた」と話した。最初の月間販売量が昨年9月に出した女性用振動クレンザー「visapure」の時の7倍を超えた。その後フランスでも発売されたが、韓国の販売量が約4倍多い。フィリップスはこれに伴い9月に新製品9000シリーズカミソリにも振動クレンジングを付加機能に入れた。