極東に目を向けたロシア、「韓国と経済特区開発」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.10 10:00
「(極東地域は)他の地域に比べてインフラが立ち後れているが、プーチン大統領が早期に開発するよう指示し多くの努力をしている。連邦政府レベルで自動車道路や鉄道などインフラ構築に全面的な支援をしながら事業しやすい環境を作るために努力している」。
事業性も十分にあると付け加えた。彼は「ロシアの領土の36%を占める極東地域は天然資源が多い上にエネルギーと観光分野で十分な事業性を持っている。その上欧州企業との競争は激しくなく、韓国企業がのし上がる余地が多いということが魅力的」と話した。経済特区の性格を持つ「先導開発区域」も構築している。投資家の負担を減らすため広範囲な税制優遇を提供し、通関など行政手続きを簡素化する一方、基本インフラを備えたところだ。沿海州とハバロフスク州、アムール州、サハリン州などを検討している。
「先導開発区域がロシアだけでなくアジア太平洋地域で最高の事業環境を備えることがプーチン大統領の考え」と彼は話した。韓国とロシアがともに特区を建設することも提案し、「韓国側からどの地域に特区を作れば良いか提案があれば積極的に検討したい」との考えを明らかにした。