大韓航空副社長「すべての職務辞退」…副社長職は維持
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.10 09:45
大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長(40)が“ナッツ回航”について謝罪し、すべての職務から辞退することにした。だが、副社長職と登記理事はこれからも維持するということで論争が続いている。
韓進(ハンジン)グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長(65)は9日、緊急役員会議を開いて長女である趙副社長の職務辞退を決めた。趙副社長は会議で「不本意に社会的物議をかもし、顧客や国民の皆さんに申し訳なく思う。私によって傷ついた方がいるならば寛容な許しを請う」と明らかにした。趙副社長は「今回の事態に対して責任を取り、大韓航空のすべての職務から退く」と話した。趙副社長は大韓航空の機内サービス・ホテル事業部門の総括副社長(CSO)を担当してきた。しかし、大韓航空副社長職位とKALホテルネットワーク・ワンサンレジャー・韓進観光代表理事など他の系列会社の職位はそのまま維持する。