李舜臣将軍が手にした「豊臣秀吉の黄金扇子」はどこに?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.09 09:56
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豊臣秀吉のもう1つの黄金の扇子…日本の大阪城に展示されている豊臣秀吉の黄金(金箔)の扇子。朝鮮・日本・明国の地図が描かれている。李舜臣(イ・スンシン)将軍が手にしたのとほぼ同時期に作られた。
「日本人の関野博士が旧度支部(大韓帝国政府の財務担当官庁)の秘密倉庫を開き、その中に保管されていた豊臣秀吉の円形黄金軍扇の1つを日本の皇室に持っていった」。
1909年9月23日付、皇城新聞の記事内容だ。問題の黄金の扇子は壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の時に参戦した倭将・亀井茲矩が豊臣秀吉から授かったもので、1592年唐浦海戦の時に忠武公・李舜臣将軍が倭軍から奪取したのだ。忠武公はこれをほかの戦利品と共に先祖に捧げ、その後この黄金扇子は朝鮮王室の度支部の秘密倉庫の奥深くに保管されていたという。これを日本の有名建築家・関野貞が倉庫から発見して日本の皇室に送ったということだ。