IOC、五輪の分散開催を承認…平昌組織委「受け入れがたい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.09 07:38
国際オリンピック委員会(IOC)がオリンピック(五輪)改革案の一つ、「五輪分散開催」を全員一致で承認した。
IOCは8日(現地時間)、モナコで開かれた第127回総会で、単一都市で開催してきた五輪を複数の都市で分散開催する改革案を盛り込んだ「五輪アジェンダ2020」を承認した。IOCは「今回の決定で五輪開催費用を減らし、より多くの都市が積極的に五輪開催を申請できるようになった」と説明した。
2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪の日本分散開催の可能性に関しては一歩後退した。IOCは7日(現地時間)、中央日報に対し、「そういう提案は(平昌)組織委員会が関係国際競技連盟と共同で決めなければいけない」と報道官を通じて明らかにした。IOCの平昌担当調整委員会のリンドベリー委員もこの日、記者会見し、「決定権は結局、平昌が持っている」とし「(日本だけでなく)世界12カ所の分散開催候補地がある」と述べた。