【コラム】資本主義と創意性の“間違った”出会い=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.08 15:33
私はこのコラムをロンドンで書いている。ここロンドンでは、環境がよくない地域にある7坪のスタジオも1カ月に韓国ウォンで150万ウォン(約16万円)を支払わなければいけない。地下鉄で交通カードのオイスターカード(Oyster Card))を一度使うたびに3000ウォン。平凡なスパゲティーが有名料理人ジェイミー・オリバーが経営するレストランでは3万5000ウォン(税金・チップ込み)だ。名前がないレストランでも3万ウォンもする。
最近、母の友人の息子がロンドンを離れて故郷の北側に戻った。彼は学校の先生だが、首都ロンドンでは品位とは距離がある生活を送るしかない。看護師・警察のような職業も同じだ。イングランド西北部にあるマンチェスターに行けば事情が違う。マンチェスターに暮らす私の親は庭がある一戸建て住宅に暮らしている。しかしその家を売ってロンドンに引っ越しすれば、廃れた地域にある7坪のスタジオしか代案がない。