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「韓国のエンタメ企業数社に狙い…来年驚くような投資をする」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.08 10:17
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最近韓国の芸能界は女性アイドルグループ「少女時代」のメンバーだったジェシカの脱退のニュースで騒がしかった。彼女が立ち上げたファッションブランド「BLANC&ECLARE」をめぐる所属事務所とのトラブルが原因だった。そしてその背後としてある企業家の名前が上がった。ジェシカとの結婚説や香港女優鍾嘉勵の元恋人などとして知られた在米韓国人事業家のタイラー・クォン(韓国名:クォン・ヨンイル)だ。

米ミシガン大学で経営学を専攻した彼はニューヨークに本社を置くコリデルキャピタルパートナーズの創立者だ。ウォール街では何人もいない若い韓国人最高経営責任者(CEO)でもある。しかし韓国や香港の人気芸能人との厚い人脈を誇り、金融界よりは芸能界の好事家の話題としてしばしば登場する。

 
彼は先週末、中央日報とのインタビューで、「私は芸能人ではなく経営者なのに過度な関心を集めている。近く韓国のエンターテインメント事業に驚く投資を断行するだろう」と話した。

――財閥3世といううわさが出ているが。

「父は韓国陸軍で将校として服務し、70年代半ばに米国に移民した後、小さな事業をしていた。私は平凡な韓国人家庭で育った。米国で学校を出て、延世(ヨンセ)大学の交換学生として韓国で勉強した。いまは香港で暮らしている」

――いつからウォール街で仕事をしているのか。

「2002年に投資銀行のラザードで社会生活を始めた。企業の買収合併(M&A)、構造調整、経営コンサルティングなどを務めた。その後2006年にラザードを出てコリデルを設立した」

――コリデルはどのような会社か。

「M&Aや投資などを行うコリデルキャピタルパートナーズと、エンターテインメント事業をするコリデルエンターテインメント、社会貢献を担当するコリデルファンデーションで構成される。運用規模は大きくないが、これまでの投資収益率は良く評価は良い方だ」

――主要投資部門はどこか。

「主に製造・流通企業のM&Aと投資を担当した。2009年からはエンターテインメントに投資を始めた。この分野の関係者と親しいので自分の意思が半分、周りの勧めが半分で足を踏み入れた。ハリウッド映画『パッション・プレイ』『メスカダ』などの投資に関与し、香港の大手エンターテインメント会社数社とパートナー関係を維持している」


「韓国のエンタメ企業数社に狙い…来年驚くような投資をする」(2)

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    2014.12.08 10:17
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    タイラー・クォン最高経営責任者(CEO)は「中間段階が多い韓流の海外進出構造を変えるなら収益性は高まるだろう」としながら今後の投資計画を説明した。
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