【時論】韓国ガールズグループのナチ衣装、無知は弁解にならない(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.08 09:11
2014年はK-POPにとって非常に成功的な一年だった。数多くの韓国歌手がアジアを越えて北米や南米、欧州を行き来しながら公演チケットの完売を次々と記録し、各種音楽チャートでも上位圏をさらった。しかし、多くに人にとって今年一年のK-POPの締めくくりは多少愉快とは感じられない年でもあった。世界メディアは、Pritz(プリッツ)というガールズグループが釜山(プサン)競馬公園のイベントでナチが第2次世界大戦当時に着用していた軍服とそっくりの衣装を着て登場したことを報じた。
黒色の上下衣装とナチのスヴァスティカ、つまり「卍(まんじ)」のように見える赤と白の腕章がつけられたこの衣装は、1200万人を虐殺した残忍なナチの親衛隊SSの軍服を連想させた。米国のウォール・ストリート・ジャーナル、フランスのフィガロ、英国のデイリーメール、さらにドイツのディ・ヴェルトまで、各国を代表する有力日刊紙は一斉にこのガールズグループについて報道した。韓国でも非常に否定的な見方をもって扱われた。