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趙応天前秘書官「私は監視犬…私にほえるなという人は大統領だけ」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.03 14:51
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中央日報は「チョン・ユンフェ文書」事件の中心にいる人物、趙応天(チョ・ウンチョン)前青瓦台(チョンワデ、大統領府)公職紀綱秘書官と数回、電話で話した。文書流出の波紋が広がった直後だったためか、趙前秘書官は接触を避けていたが、説得の末、自分の立場を明らかにした。電話の内容を整理した。趙応天前秘書官は朴志晩(パク・ジマン)EGグループ会長(朴槿恵大統領の弟)との関係について、「私は朴会長の部下でもなく、彼が何かオーダー(指示)を出してもそのまま従う人でもない」と述べた。続いて「我々は公職者の不正などを監察する“監視犬(watchdog)”の役割をした。私にほえるなという人は大統領しかいない」と強調した。

--文書流出事件の責任者に挙がっている。

 
「私とパク・グァンチョン警正(警視正)が非常に悪い人間になってしまった。私が政権に参加しながら持っていた道徳性・正当性・純粋性が崩れる危機に陥った。最後のステージで(純粋な意図が)変質し、(文書を)流出させたようになってしまった。もどかしく、悔しい」

--当時の状況をそのまま話すのがよいのでは。

「一言間違えれば大統領に迷惑をかけるおそれもある。私ひとりの問題ではなく、むやみに話しにくい側面がある」

--あなたは朴志晩会長の人だといわれている。

「私はただ大統領の人だったにすぎない。にもかかわらず外では、過去の仕事のために私と朴会長を結びようとする」 (※趙前秘書官は朴会長が1994年、麻薬法違反容疑で拘束された当時の担当検事だった)

--現在、朴会長とはどんな関係なのか。

「初めて会う時の関係がそうだったため、朴会長が私を軽く見ることはない。やや厄介だと思っている部分もある。私も朴会長がオーダーを出してもそのまま従う人ではない」

--秘書官当時、内部の葛藤はなかったのか。

「我々がすることに不満を抱く人たちがいたかもしれないが、我々は本当にすべてを尽くして忠実に仕事を遂行した」


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    2014.12.03 14:51
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