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韓国、円安で輸出株打撃…上場企業の純利益33%下落(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.03 10:49
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有価証券市場上場企業の7-9月期実績が懸念していた以上に大きく悪化した。今年7-9月期営業利益は昨年同期比25.41%、純利益は33.41%減少した。売上高も前年同期比1.78%減となった。実績が大きく落ちたサムスン電子を除いても、ほとんどの業種の代表株が昨年同期ほどの利益を上げることができなかった。円安、グローバル競争の激化などが実績悪化の主犯だった。

◆実績後退する上場企業

 
韓国取引所と韓国上場会社協議会が2日発表した今年7-9月期の有価証券市場12月決算法人の実績によると、連結財務諸表基準で昨年7-9月期と比較可能な488社の営業利益は21兆2421億ウォン(約2兆2700億円)、純利益は13兆9871億ウォンであることが分かった。前年同期に比べ営業利益は7兆2354億ウォン、純利益は7兆179億ウォン減少した。時価総額1位サムスン電子の営業利益と純利益がそれぞれ6兆ウォンと4兆ウォン減少したという点を勘案しても、昨年7-9月期を下回る実績だ。個別・別途基準(617社)営業利益も昨年同期比26.11%減り、純利益は39.52%も減少した。

1-3月期から7-9月期の累積で計算しても昨年同期の値には至らない。7-9月期の実績ショックのためだ。連結基準で営業利益は16.34%、純利益は12.62%減少し売上高も0.63%減った。

業種別でもエネルギー価格下落の恩恵を受けた電気ガス(前年同期比92.18%増加)、グローバル景気関係がない通信(59.54%)等を除き、純利益はほとんどの業種で減少した。特に電機電子(-43.63%)、機械(-47.97%)、化学(-27.28%)等の輸出業種の大部分が振るわなかった。

昨年7-9月期赤字から今年同期間黒字に転換した企業は現代商船(7-9月期純利益2427億ウォン)、斗山(トゥサン、766億ウォン)、韓国化粧品(518億ウォン)、セアホールディングス(375億ウォン)等、54社と集計された。同期間、黒字から赤字に転じた企業の数も52社とほぼ同じ水準だった。大林(テリム)産業(7-9月期、-1676億ウォン純損失)、東国製鋼(-1273億ウォン)、S-Oil(-1092億ウォン)、サムスン電機(-719億ウォン)、SKイノベーション(-625億ウォン)、GS(-282億ウォン)等がこれに該当する。全体有価証券市場上場企業のうち、今年に入って黒字を出した企業は72.7%、赤字にとどまった企業は27.3%であることが分かった。


韓国、円安で輸出株打撃…上場企業の純利益33%下落(2)

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