朴大統領「文書流出は国基紊乱」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.02 09:40
朴槿恵(パク・クネ)大統領は1日、現政権における“影の実力者”という疑惑を受けているチョン・ユンフェ氏の国政介入疑惑を含んだ青瓦台文書流出に関連し「決してあってはならない国基紊乱行為」と述べた。朴大統領は青瓦台(チョンワデ、大統領府)首席秘書官会議で「このような公職紀綱の乱れも必ず粛正すべき積弊の一つ」としてこのように強調した。大統領が先月28日に大きくなった「青瓦台文書流出事件」について直接言及したのは初めてだ。
朴大統領は「最近ありえない、そしてあってはならないことが起きた」とし「青瓦台には国政に関するさまざまな事項だけでなく、市中に飛び交う多くのデマや各種嘆願が多く入ってくるが、事実でないものも多い」と述べた。また「もしそのような事項を基礎的な事実確認すらせずにそのまま外部に流出させれば、国は大きな混乱に陥って社会に葛藤が起きてしまう」と強調した。
朴大統領はチョン氏の国政介入疑惑を報じたメディアに対しても「少し確認さえすれば事実の真偽が分かろうものなのに、関連者に確認しないまま秘線だの隠れた実力者だのがいるように報道し、まるで疑惑があるように書き立てていること自体が問題」と話した。