オバマ大統領、ヘーゲル国防長官を事実上更迭
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.25 09:20
チャック・ヘーゲル米国国防長官(68)が辞任を表明したとニューヨーク・タイムズ(NYT)・ワシントンポスト(WP)などが24日(現地時間)伝えた。オバマ大統領はこの日、ホワイトハウスでヘーゲル長官の辞任を発表した。ヘーゲル国防長官はすでに辞職願を提出し、オバマ大統領がこれを受諾したとも米国マスコミは伝えた。
しかしヘーゲル長官の辞任は事実上の更迭に近い。NYTは「オバマ大統領は21日、ヘーゲル長官に退くことを通知した」として「これは中間選挙で惨敗してから初めての閣僚の辞任」と伝えた。
オバマの閣僚の中で唯一、共和党出身のヘーゲル長官はこれまで、イスラム国(IS)対応戦略をめぐってホワイトハウスの外交安保チームと意見の違いを見せていた。ヘーゲル長官はまた、オバマ大統領のホワイトハウス側近らとしっかり意思疎通ができずに内部会議では沈黙して疎外されたこともあるとNYTは伝えた。ヘーゲル長官の辞任は、オバマ大統領の側近でありヘーゲル長官の秘書室長だったマーク・リパート氏が駐韓米国大使として赴任した後に起きた。