【コラム】ワカサギに劣る大韓民国日照り警報
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.21 11:10
江原道麟蹄郡(カンウォンド・インジェグン)が今年ワカサギ祭りを断念した。17年ぶりの水不足のため断念するという。近隣のダムは水力発電を大幅に制限し地下水を汲み上げて来年の用水不足に備えている。今年の梅雨は雨が少なかったが最近まで日照りを心配する人はあまりいなかった。ダムなどに保存された水で生活用水は十分に供給されていたためだ。
気象庁の日照り判断指数も依然として全国が定常状態だと診断している。この指数は不合理なのに長く大韓民国の代表日照り指数として使われてきた。これまでこれを検証した論文が発表されるのを一度も見たことがない。指数の有効性を認証する事例を見たこともない。気象庁で追加提供される他の日照り指数(標準日照り指数、ファーマー指数、十分位数など)を全て動員しても、17年前と今年発生した激しい日照りを予報できない。