北朝鮮人権、「非同盟の友人たち」も背を向けた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.20 08:25
国連が北朝鮮の人権弾圧を国際刑事犯罪と規定して国際刑事裁判所(ICC)に回付するように勧告した。国連加盟国が特定国家をICCに回付するようにとの決議案を採択したのは史上初だ。国連総会第3委員会は18日(現地時間)、欧州連合(EU)と米国・日本・韓国など60カ国が共同提案した北朝鮮人権決議案を賛成111票、反対19票、棄権55票で通過させた。決議案は来月、国連総会本会議で公式採択される。
決議案は「北朝鮮で組織的に広がる拷問・公開処刑・性暴行・強制拘禁などに憂慮を表明する」と明らかにした。また北朝鮮で数十年間、最高幹部層の政策によって反人道的犯罪が強行されてきたことを認めた。これに伴い、安全保障理事会が北朝鮮の状況をICCに回付して、反人道的犯罪の責任者を制裁するよう促した。北朝鮮の最高指導者である金正恩(キム・ジョンウン)第1書記にも責任を問えるようにしたと評価される。