ロッテ会長「今年は最も困難な時期だった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.19 10:59
ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン)会長(59)が「今年は経営の一線に出てから最も困難な時期として記憶される」としながら「片一方では私たちのあり方についてたくさん反省した時期だった」と話した。ソウルロッテワールドモールで18日開かれたロッテグループ2014下半期社長団会議からだ。
ロッテグループは今年の念願事業だった第2ロッテワールドモールの早期オープンを実現したが、安全性議論に包まれて大変な苦労をした。年初にはロッテホームショッピングの納品不正事件が起きて、世間からの強い批判も受けた。「困難な時期」を送ったのだ。
辛会長はこれを意識したように孟子に出てくる「清斯濯纓濁斯濯足」という文を引用することもした。水がきれいなら冠のひもを洗い、濁れていれば足を洗うといったように、冠のひもを洗う水になるか足でも洗うような濁った水になるかは自分次第だという意味だ。今年一年、対内外的にどんどん高くなったロッテグループへの関心も、やはり自ら招いたものであるだけに、問題の原因を外部に回さずにグローバルトップ企業にふさわしい社会的地位とイメージを備えていこうとの趣旨だ。