韓国の20代女性、結婚・職場ストレスで胃炎・脱毛・拒食症が増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.18 15:08
入社3年目の会社員オさん(28、女性、ソウル)は、今年8月に慢性胃炎と逆流性食道炎の診断を受けた。医師は「不規則な食事とストレスが主な要因」と注意を促した。オさんは3食をまともに食べる日がほとんどない。朝はいつも抜かして夕方は食べそびれるか暴食という2つのうちのどちらかの時が多い。オさんは「『定時退社』しても家に着くと午後9時近くになる」として「あまりに疲れて何か食べたいというよりも横になりたいだけ」と話した。なぜか夕食の約束があったり食べたいものを食べたりする日には暴食をする。胃炎診断を受けても欠食のような生活習慣が変わらず、いつもお腹が痛い。
欠食、無理なダイエット、ストレスなどで20代の女性たちがすでに病気にさらされている。人生の盛りの年齢で、さまざまな病気を患っている。中央日報がソウルと5大広域市の20代女性500人にオンラインアンケート調査をしたところ、208人(41.6%)が今年に入ってから疾患を患ったと答えた。208人中、胃炎が38人(18.3%)と最も多かった。健康保険公団資料でもこうした傾向が確認される。2008~2012年の20代女性の胃炎患者(人口10万人あたり)は年平均で4.3%増えた。成人女性の中で増加率が最も高かった。昨年、患者の増加傾向が多少ゆるみながら増加率が2.1%に落ちた。70、80代に続き3番目に高い。30~60代は減少した。