バーベキュー場に故障した消火器…ペンション火災も人災だった=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.17 10:57
建築物台帳にもない違法施設、自治団体の不十分な現場調査、非定期的な消防点検。旅客船セウォル号の惨事にもかかわらず安全不感症は変わらず、また10人の死傷者を出す人災を招いた。15日午後9時50分ごろ、全羅南道潭陽郡大徳面梅山里のあるペンションで火事が発生し、バーベキュー場2棟と炊事場が燃え、約50分後に鎮火した。この日の火災で羅州東新大学の在学生コさん(18)ら4人が死亡し、チャンさん(20)ら6人が負傷した。
東新大学パラグライディングサークル所属の在学生と卒業生で、この日午後、ペンションに入った。宿泊客は26人で、うち13人が在学生だった。バーベキューは午後7時20分ごろ始まった。バーベキュー場の内壁はサンドイッチパネルに木板を重ね、天井は茅葺きの屋根形態で載せた構造だった。卒業生のイさん(35)は「肉を焼く鉄板に火がついたが、火を消そうとして誰かが水を注いだところ火が天井に飛び、あっという間に火が広がった」と伝えた。