朴大統領、日本の円安政策批判…「新興国に負担」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.17 07:42
朴槿恵(パク・クネ)大統領が16日、豪ブリスベンで開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議で、日本政府の通貨政策による円安が他国の経済にマイナスの影響を及ぼすと批判した。
朴大統領は「最近、先進国がそれぞれ異なる方向の通貨政策を展開し、国際金融市場の変動性が高まっている」とし「主要先進国の通貨が一方に偏る現象は一部の新興国経済に負担として作用する可能性がある」と述べた。続いて「自国の状況だけを考慮した先進国の経済および通貨政策は新興国にマイナスの波及効果を及ぼし、これがまた先進国経済に悪影響を与える逆波及効果をもたらしかねない」と懸念を表した。