「力なくなると無視」…黄昏離婚言い出す夫=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.13 16:39
#50代後半のKさんは最近、30年間の結婚生活に終止符を打った。妻の支えで博士学位をとり、妻が稼いだお金を資金に会社を作ったために、Kさんの発言権は大きくなかった。2001年からは他人同士のように過ごした。妻が引越しした後、住所を知らせてこなかったこともある。夫婦はKさんの離婚請求で裁判の末に別れた。
#60代後半のPさんは先月、妻と別れるまで10年近く「愛と戦争」を続けた。不和は2004年にPさんが妻の恋人と疑われる男性を告訴したことから始まった。妻の家出→和解→夫の執着→妻の家出。悪循環に疲れたPさんは離婚訴訟を起こした。裁判所は「家を分け合って離婚しなさい」と判決した。
「子供たちが大きくなるのを待ち、夫の引退時期に合わせて離婚すること」。一般的な黄昏離婚だ。昨年、20年以上同居していた夫婦の離婚は3万2433件で、全体離婚の約28%に達する。「退職給与の分割が可能になるなど財産が分けやすくなって権利獲得に出た妻たちが増えたため」という分析が力を増している。