中国少林寺に挑む…韓国・茂朱テコンドー院が挑戦状
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.12 14:19
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テコンドー院はテコン宗主国として韓国の地位と正統性を高める象徴寺院だ。全世界の修練人の「体・仁・智」を治めるテコンドーの聖地としても注目される。(写真提供=テコンドー振興財団)
リーブラザーズ(Lee Brothers)はロペス(Lopez)一族と共に米国で広く知られているテコンドー一家だ。7男1女中次男のイ・ヒョンゴン師範(67)が1976年に渡米してテコンドー道場を開いて成功して以来、兄弟5人が合流して6兄弟がテコンドーで一家を興した。全世界80カ所余りにテコンドー道場を運営しているリーブラザーズが40年間で輩出した弟子は10万人以上にのぼる。彼らは本業であるテコンドー教育の他に、地域社会奉仕と慈善活動にも積極的に参加して「米国テコンドー界のグランドマスター兄弟」として尊敬を受けている。
リーブラザーズ6兄弟中4人が今月6日、家族や弟子など90人余りと共に来韓した。8泊9日の日程で韓国を訪れた彼らは、すぐに全羅北道茂朱(チョルラブクド・ムジュ)へ向かった。テコンドーの本山でありその象徴物として最近開院したテコンドー院を訪問するためだ。8日、テコンドー院で会ったイ・ヒョンゴン師範は「米国の弟子らと韓国を訪れるたびに国技院を訪問したが、テコンドーの世界的な地位を表わす建物としてはさまざまな面で十分ではなかった」としながら「数日間留まって、規模や施設、サービス、教育プログラムなどを細々と見学したところ、テコンドー院が世界テコンドーの新しいハブとして遜色ないという結論を下した」と満足した。