【グローバルアイ】2006年と2014年、日中関係と韓日関係
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.11 10:00
1カ月余前、北京を訪問した重鎮政治家と食事をした。さまざまな話の終わりにこの政治家はこのような質問をしてきた。「果たして習近平国家主席は安倍晋三首相に会うだろうか?」
記者はこのように答えたと記憶している。「中国は最後まではっきりと答えを言わないと思います。公開的には『日本のやり方次第』と一貫しながらも、水面下の窓口を開いておいて自分たちの目的を最大限、貫徹させるでしょう」。
記者がこのように答えたのは8年前の記憶があるからだ。第1期安倍内閣がスタートした2006年9月も日中関係は極度に悪かった。前任者の小泉純一郎首相が5年連続で靖国神社参拝を強行した結果だった。小泉氏よりはるかに右傾化した安倍氏が執権したため、日中関係はさらに険悪になっていくしかないようにみえた。