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歌手イ・スンチョル、日本入国拒否される…「独島のせい」(1)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2014.11.10 15:06
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歌手イ・スンチョルが日本の空港で足止めされたのち入国を拒否されるという辱めに遭った。

最近、独島(ドクト・日本名竹島)で統一ソングを発表し、これに関する各種マスコミの報道が相次いだことに対する報復および標的性入国拒否と思われ、韓国内での公憤を呼び起こしている。

 
イ・スンチョルは9日午前、日本現地の知人の招待でアシアナ航空便を利用して羽田空港に到着した。その後、釈然としない理由で出入国事務所に4時間ほど抑留された。

当時、出入国事務所の職員はイ・スンチョル側が入国を断って待機させた理由を尋ねると、「最近、マスコミから出た記事のため」という立場を先に示した。特に夫人のパク・ヒョンジョン氏を一緒に抑留したことに対してはこれといった説明を出さないままごまかした。

これに先立ち、イ・スンチョルは光復節を翌日に控えた今年8月14日、脱北青年合唱団と共に独島を訪問して統一を願う楽曲『その日に』(原題)等を発表したことがある。

イ・スンチョルが抑留当時、日本側の不当な処置を問題にすると言って強硬な立場を示すと、突然独島関連の言及は伏せつつ「あなたは有名な歌手ではないのか」と話しながら20年ほど前の大麻草喫煙事実を取り出した。

日本の出入国事務所は当初からイ・スンチョルに対してすでに多くのことを把握していたという点で「事前資料調査」および「標的入国拒否」が疑われる。

イ・スンチョルは大麻草事件以降20余年間、これまで日本に15回入国しながらも入国時にいかなる制裁も受けたことがない。さらに、2000年代初期には日本現地でコンサートを開催するなど活動にいかなる制約も受けたことはなかった。過去、日本で大麻所持容疑で逮捕されたポール・マッカトニーも今年4月、日本に入国して公演したことがある。

イ・スンチョルに対するこのような日本側の対応は、独島に行って独島および統一キャンペーンを行ったため出てきたという点で疑惑を深めている。

一時入国を拒否することで無言の警告をしてきたこれまでの事例とも重なる。


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