韓国市場で勢いに乗る輸入小型SUV(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.03 10:49
輸入車の2次空襲が始まった。小さいがパワーがあり燃費の良い小型スポーツ多目的車(SUV)が先頭に立った。弱点とされた価格も国産車と変わらないほど安かった。特に2次空襲の先鋒には韓国市場でマイナーの扱いを受けていたプジョーや日産などのメーカーが出た。この3年間に進められた1次空襲はBMW、メルセデスベンツ、フォルクスワーゲンのドイツ3社が排気量2000cc以上のディーゼル乗用車で主導した。2次空襲では代表車両がさらに実用的に変わり販売業者の選手層はさらに厚くなった。
2次空襲の代表走者は仏プジョーの「2008」と日産の「キャシュカイ」だ。プジョーの「2008」は先月29日の発売に先立ち8日間にわたって受け付けた事前予約台数が1000台を超えた。プジョーが1~9月に韓国で販売した2190台の半分に相当する規模だ。プジョーの輸入会社である韓仏モータースのハン・スンジョ課長は、「いま予約すれば来年初めに車を引き渡せる。来年末まで2008だけで7000台程度販売するだろう」と話した。ディーゼルエンジンを搭載したこの車は排気量1560ccで92馬力のパワーと17.4km/Lの燃費を出す。現代・起亜自動車のSUVで17km/L以上の燃費を出す車はない。価格は2000万ウォン台後半からだ。