【コラム】朴正熙時代、科学はドラマだった(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.30 12:06
呉源哲(オ・ウォンチョル)氏は後ろに立っていた。10・26「朴正熙(パク・ジョンヒ)大統領逝去」35周忌の追悼式だ。26日、ソウル銅雀洞の国立墓地の行事。追悼の辞は朴正熙大統領の政治功績を称えた。「後進国の韓国を重化学工業の先進国産業形態に構築し、防衛産業を育成した」(キム・ホンレ星友会会長)という部分もある。
その分野の核心参謀は当時の青瓦台(チョンワデ、大統領府)経済第2首席秘書官、呉源哲氏だ。彼に35周忌の感想を尋ねた。彼は「わが家はこの近所なのでよくここに来る」と言った。控えた答弁だ。余韻は長い。その言葉の中に朴正熙時代が溶け込んでいる。