【取材日記】仁川・金浦空港の骨肉の争いを傍観する国土部
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.23 11:10
この頃、金浦(キンポ)空港の国際線ターミナル3階の一角が大きな工事用カバーでぐるっと囲われている。国際線を仁川(インチョン)空港に譲った後、残った空間を活用するために過去10年間、劇場を入れていた場所だ。劇場は契約期間が終わり12日に閉館した。ここにどんな施設が入るかは未定だ。
金浦空港の国際線機能は2003年に一部回復した。だが路線範囲が2000キロ以内に限定されており路線数も少ない。空港を運営する韓国空港公社は、これをより拡大したい。それで国際線拡大を前提にターミナルのリフォーム案を出したが、経済性が下がるという理由で許可が出なかった。それでも契約期間が終わった商業施設を次々と送り出している。