「クリスマスツリー」チョウセンシラベの“家系図”解明へ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.14 12:02
漢拏山(ハルラサン)・智異山(チリサン)・徳裕山(トギュサン)など海抜500メートル以上の高い地帯で7、8メートルまで育つ秀麗な姿のチョウセンシラベ(朝鮮白檜)。学名(Abies koreana)に「韓国」という単語が入っている韓国の特産種だ。だが1904年に欧州学者が漢拏山で採集して海外に持ち出して以降、クリスマスツリーとして改良されて外国でさらに有名になった。韓国の特産種だがロイヤリティーを一銭も受けとれない境遇だ。
チョウセンシラベの失われた「生物主権」を取り戻すための努力が始まった。環境部傘下の国立生物資源館は、国内のチョウセンシラベ「野生種」と海外で園芸用に販売されている「改良種」の遺伝子を比較する研究に入ったと13日明らかにした。