<インタビュー>テオ・ゾンマー氏「統一の機会が訪れたら逃さずつかめ」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.10 16:20
11月9日には、ベルリンの壁が崩壊し、ドイツ統一の道が開かれてから25周年となる。ドイツは“統一大チャンス”を享受しているが、韓半島(朝鮮半島)統一は見えない。障壁が崩れた後、ドイツ統一成功戦略の研究にまい進してきた独ディー・ツァイト(Die Zeit)紙の元発行人テオ・ゾンマー氏(82)と金永熙(キム・ヨンヒ)国際問題論説委員が7日、ドイツの統一について対話した。合理的進歩を指向するディー・ツァイトの国際問題論説委員を務めたゾンマー氏は、チャタムハウス(英国王立国際問題研究所)と中央日報・JTBCが主催した「Jグローバル-チャタムハウスフォーラム」(6、7日)に出席するためソウルを訪問した。ゾンマー氏は19世紀末に連邦国をドイツの旗の下で統一した「鉄血宰相」ビスマルクの有名な言葉を引用し、政治家のリーダーシップを強調した。「神の足音に耳を傾け、神が通り過ぎるときにその裳裾をつかもうとするのが政治家の任務」。統一の機会が突然訪れてもそれを逃さずにつかむ指導者の感覚を強調した言葉だ。
金永熙=もう少しでベルリンの壁崩壊から25周年を迎える。統一後の東西ドイツの社会・経済・文化的統合は終わったのか。